86-エイティシックス-

アニメ

©2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86/TVアニメ「86―エイティシックス―」公式サイトより引用

TVアニメ「86―エイティシックス―」公式サイト https://anime-86.com/

今回紹介するのは、「86-エイティシックス-」というアニメになります。

原作は電撃文庫より出版されているライトノベルであり、原作者は、安里アサト先生です。また原作のイラストは、しらび先生が担当されています。

アニメの公式サイトに書かれている概要は以下になります。

ギアーデ帝国が開発した 完全自立無人戦闘兵器〈レギオン〉の侵攻に対応すべく、 その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘兵器〈ジャガーノート〉。 だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち―― エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。 エイティシックスで編成された部隊〈スピアヘッド〉の隊長である少年・シンは、 ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。 そこに新たな指揮管制官〈ハンドラー〉として、 共和国軍人のエリート・レーナが着任する。 彼女は幼い頃、エイティシックスに命を助けられた経験を持ち、 “人型の豚”として蔑まれていた彼らを人間として接しようとしていた。 戦争のための道具でしかなかったエイティシックスの少年と、 将来を嘱望されるエリートの才女。 決して交わることがなかったはずのふたりが、 激しい戦いの中で未来を見る――。

©2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86/TVアニメ「86―エイティシックス―」公式サイトより引用

まず、概要に記載されている人物の紹介として、「シン」と「レーナ」ですが、これは本ブログで引用させて頂いているキービジュアルの真ん中にいる黒髪の少年、これが「シン」です。彼は本作におけるエイティシックス側の主人公になります。そして、シンの後ろにいる女神のような白い髪の女性、これが共和国軍人側の主人公である「レーナ」になります。本作は、このエイティシックス側の描写と共和国側の描写を切り替えながら進行して行きます。

物語は、共和国の現状が映し出されたのち、レーナが「東部戦線第一戦区第一防衛戦隊 -通称:スピアヘッド戦隊-」の指揮管制官(ハンドラー)に担当部隊を変更されるところから始まります。

スピアヘッド戦隊とは、東部方面の全体から、古参兵を集めた、言わばベテランばかりの精鋭部隊で、シンを初め、キービジュアルに描かれている他4人も所属しています。

スピアヘッド戦隊の役目というよりは、エイティシックスの役目ですが、キービジュアルの下の方に描かれている、名ばかりの無人戦闘兵器(ジャガーノート)に搭乗し、ギアーデ帝国が開発した、完全自立無人戦闘兵器(レギオン)から共和国を守るために命を懸けて戦うことです。そして、指揮管制官(ハンドラー)の役目は、そのエイティシックスによって守られている安全な共和国の中から、担当部隊に指示を出すことでした。

物語の冒頭に『本日も我が国の戦死者は0名であります』という共和国のニュースが流れるのですが、そんなわけはありません。これは、“共和国人”の戦死者は0人というだけの話です。実際に戦闘を行っている部隊、つまりエイティシックスには戦死者が出ています。しかし、彼らは”人”ではない、“人型の豚”という認識をされているため戦死者は0人だ、というのが共和国の現状なのです。

ここまでの解説でお気づきの方はいらっしゃると思いますが、本作はシリアスな展開が強めのシナリオや設定が多々あるため、そういった物が苦手な人にはオススメできません。また、本作を見た感想なのですが、視聴者が疑問に思う設定は、アニメ中盤以降に出てくることが多いため、前半だけでは頭の上に「?」出てくることが多いと思います。例えば、敵国の描写はなぜないの?スピアヘッド戦隊は何故そこまでして戦うの?などです。

この設定などが出てくるのが遅いと感じるのには理由があり、現在2021年6月末までに放送済みの内容では、原作の1巻の内容しか描かれておりません。そのため、1巻のみ内容で11話のアニメを行うため、背景ストーリーや設定、キャラクターごとの心情が明かされていくのは5話以降になるんです。

なので、1話ずつ見るのではなく、できればまとめてみることを推奨します。特にこの世界感と現状を大まかに把握するために、5話までは一気に見ることをオススメします。

私は、Amazonプライム・ビデオで6話まで一気見させていただき、そこから週ごとに1話ずつ拝見しました。Amazonだとレビュー欄が気になる方もいるでしょうが、私はとても見て良かった作品だと思いました。まあ、だからこうやって書いているんですが…

また、「86-エイティシックス-」は2021年10月より、第2期の放送が決定しております!本当にいまから楽しみで仕方ない!

レーナのその後、スピアヘッド戦隊のみんながどうなったのか、とても気になりますね。

アニメの紹介はとりあえずここまでにしようと思います。

正直、ネタバレするが怖くてこの作品の魅力みたいな物は伝えられていないと思いますが、気になった方は是非見てください!

また、原作のライトノベルでは、キャラクターの感情や内心がアニメ以上に描かれているのでコチラも気になった方は読んでみるのはいかがでしょうか?アニメを一気見するのが苦手な方にはオススメです!

© KADOKAWA CORPORATION 2021/86―エイティシックス― | 書籍情報 | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイトより引用

https://dengekibunko.jp/product/86/321611000284.html

その他に、とてもカッコイイ魅力たっぷりの特設サイトを電撃文庫さんが用意しているので是非一度ご覧ください!

86―エイティシックス― | 第23回電撃小説大賞 受賞作 特集サイト

http://dengekitaisho.jp/special/23/eighty-six/

【まとめ】

今回は「86―エイティシックス―」という作品について書かせていただきました。初めてアニメの紹介のような記事を書かせていただいたのですが、かなり難しかったです。この作品は基本的に大まかな設定以外のネタバレは無いほうが楽しめると作品なので、本当に難しいと思いました。記事の途中で設定の深堀は5話以降からしか出ないと書かせていただきましたが、それ以降もキャラクターの心情が明かされるまでには、何話か時間を要します。確かに「?」と思ってしまうことはありますが、裏を返せばそれは、自分でどうしてそのような結果になったのかを考えることが出来るということです。そのキャラクターや世界感を考えることが出来る人にとって、それはかなり楽しい時間になると私は考えています。そして、自分自身が考えること、というのは時間や経験を積み重ねるごとに代わるものだと思います。私はこの作品を現在24歳の一般男性として見ていますが、おそらく10年前の中学生くらいの私がこの作品を見ていたら、今とは違った考えや感想を持ったと思います。

自分語りが多くなり申し訳ありません。兎にも角にもこの「86-エイティシックス-」という作品を私は面白いと思ったので、気になった方は是非見て欲しいと思います!

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