©Vivy Score/アニプレックス・WIT STUDIO/Vivy -Fluorite Eye’s Song-より引用
Vivy -Fluorite Eye’s Song- https://vivy-portal.com/
< 原案・脚本:長月達平/梅原英司 アニメーション制作:WIT STUDIO >
今回紹介するのは、「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」というアニメになります。
この作品は個人的にもっと評価されて良い隠れた名作だと思っています。
この物語の主人公は、キービジュアルに描かれている水色の髪の女性…に見える自律人型AIの「ヴィヴィ(Vivy)」です。
彼女は、「ニーアランド」という夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパークで、史上初の歌姫型AI『ディーヴァ』という個体名を持って、ある使命を果たそうとしていました。
その使命とは『歌でみんなを幸せにすること』でした。
彼女は、自らの使命を全うするために、いつかニーアランドのメインステージに立つことを目標に、毎日歌を披露していました。
そんなある日、自分は100年後の未来からAIだと名乗る「マツモト」というAIがヴィヴィの元に現れます。
そして、マツモトは未来で『AIによって人間が殺される戦争』が起きることをヴィヴィに伝え、自分の使命は『その戦争を起こさないために【シンギュラリティ計画】をヴィヴィと共に遂行すること』だと告げるのでした。
シンギュラリティ計画とは、今後100年の間におけるAI史の転換点ともいえる事件や出来事に干渉し、修正を行うことで、最終的に『AIによって人間が殺される戦争』を阻止するという計画です。
そして、ここからヴィヴィの100年の旅が始まるのです。
本作は、全13話+総集編1話といった構成になっており、私のおすすめの視聴の仕方は以下の通りです。
- 1話「My Code」+ 2話「Quarter Note」
- 3話「A Tender Moon Tempo」+ 4話「Ensemble for Polaris」
- 5話「Sing My Pleasure」+ 6話「Sing My Pleasure」
- 7話「Galaxy Anthem」+ 8話「Elegy Dedicated With Love」+ 9話「Harmony of One’s Heart」
- 10話「Vivy Score」+ 11話「World’s End Modulation」+ 12話「Refrain」+ 13話「Fluorite Eye’s Song」
- 総集編「To make everyone happy with my singing」
こう見ると1回の節目に1時間~2時間くらいかかるのかよ、と思う方が多いでしょうが、仕方ないんです。これは各節目ごとがシンギュラリティ計画の転換点であり計画を遂行から完了までの節目となります。そして、その1つ1つの節目となるシンギュラリティ計画の遂行を通じて、ヴィヴィが自分の中で使命に対しての答えを導き出していくからです。
この記事をご覧になった皆様、是非ヴィヴィの100年の旅とその結末を見てください。お願いします。
さて、ストーリーとは話題が逸れますが、ヴィヴィは歌姫型AIということで、その素晴らしい歌声を作中で度々披露してくれます。また、本作のオープニングやエンディングもヴィヴィが担当しています。
どの曲も素晴らしいので是非聴いてみてくださいね!
また、小説版も刊行されていますので、本で読みたい方はコチラをオススメします。
【まとめ】
今回は「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」という作品について書かせていただきました。この作品は本当に素晴らしい作品で、作画、演出、設定、音楽、キャラクター、ストーリーなどすべてにおいて感動しました。私は、2話ずつ完結する事を察して、2週間に1回の楽しみとして毎回待ち遠しくなりながらアニメを拝見させていただきました。私はプログラマーなので、AIの分野も少しかじる程度には理解していますが、この手のSF系アニメは、現代で出来ない技術や手法だからこそ面白いと感じています。たまに、こんなのはAIじゃない、不可能だ、などという人がいます。確かにヴィヴィのような自律人型AIを作成することは困難です。しかし、IT技術は今あるものをより便利に、または不可能を可能にしていくための目標を達成するために日夜研究や開発が続けられて、今現在という未来が来ています。そして、何かを可能にしたいという思いは、1つの目標だと思います。なので、アニメの中にある技術は、誰かが描いた可能にしたい1つの目標なのだと私は思います。皆さん想像してみてください。電脳世界から来た有名な歌姫に「初音ミク」さんがいます。彼女は今「マジカルミライ」というライブを映像によって姿を映すことで毎年行っているんです。この先の未来で、技術が進んでいくことにより、もしかしたら自律人型AIとなった初音ミクさんがライブをするかもしれません。ほら、夢が広がるでしょう?想像するだけで楽しくなりませんか?私は、脳内がお花畑だと良く友人に言われますが、そんな風に見るアニメが面白いと感じています。子どもが「ドラえもん」を見ている時に、不可能だ!非現実的だ!なんていう人はアナタの周りにいますか?私の周りにはいません。
だからこそ私は、何と言われようと「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」は名作だと言い切れます。
是非、一度見てください!よろしくお願いします!!!
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