迷宮ブラックカンパニー

アニメ

『迷宮ブラックカンパニー』公式サイト ©2021 安村洋平/マッグガーデン/ライザッハ鉱業デトモルト支部 より引用

https://meikyubc-anime.com/

今回紹介するのは、「迷宮ブラックカンパニー」というアニメになります。
この作品は、労働をテーマにしたファンタジー物ですが、キャラクターたちの個性と世界感が強いがゆえに個人的に面白おかしく楽しめるアニメになっていると思います。

この物語の主人公は、キービジュアルにてコインをこちらに向けている青みがかった髪の色をしている青年です。
この青年の名前は、二ノ宮キンジといいます。
二ノ宮は、『働きたくない!』という現代社会人の総意であるかのような自身の願いを叶えるべく努力し、不労所得を得ることによって人生の勝ち組、「セレブプロニート」に登り詰めたとても優秀な青年です。寝ていても金が入ってくる人生、つまり労働とは永遠に無関係となった彼は、突如異世界に転移させられてしまうのでした。

突如無一文で異世界アムリアに転移させられた彼がたどり着いたのは、超絶ブラック企業の「ライザッハ鉱業」でした。
ライザッハ鉱業は、迷宮というモンスターが湧く場所で魔石という鉱石を採掘したり、販売や流通および研究開発などを主に行う会社です。魔石は我々の世界で言う石炭や石油といったエネルギー資源になるためとても重宝されているので、めちゃくちゃブラックでも大企業になっているというわけです。

さて、人生の勝ち組から一転、毎日迷宮で魔石を血と汗水を垂らす肉体労働をする日々になってしまった二ノ宮はこの世界でもなんとか成り上がろうとします。

ちなみに、そのくらいの労働こなせよと思う方に説明すると、ライザッハ工業は現代日本におけるブラック企業と言われてしまうほぼすべての要素を総なめにしています。
異世界アムリアでは、そういったことへの法整備が無いのか、周りの人間や亜人はこの現状を普通と思っているレベルです。
例を挙げると以下のような点が見受けられました。
・パワハラ
・洗脳
・やりがい搾取
・超安月給
・休みなし
・命を落とすまで働かせる
・成果が出ないのはやる気と労働時間が足りない
など、今現在もしも日本にこの会社があったらTwitterや掲示板サイトは大盛り上がりの大炎上となるレベルです。

さて、ここまでライザッハ鉱業が悪者みたいに書いてきましたが…….いやそれに関しては微塵も間違いないのですが、今作の主人公二ノ宮キンジも実は目的のために手段を選ばずに悪知恵を駆使して成り上がる、いわばクズ系人間の一面が多々見受けられます。
世の中の頭が良い人間というのは合理的でかつ頭の切れる方が多いイメージですが、この主人公はまさにそれを体現したようなキャラクターです。
時には仲間への人情を見せるときがありますが、それは自身の信念であったり、今後重要な時に必要な人物だからといったあくまで自己のためという面がこのキャラクターの魅力であると思います。

その他にもこの作品に登場する魅力的なキャラクターが多々います。
例えば、モンスターも食品も食い尽くす魔人のリム、気が弱く真面目な亜人のワニベ、勇者と呼ばれる究極の社畜のシア、巫女であり男の娘のランガなど、聞くだけで個性の強いメンバーが二ノ宮と共に暮らしたり、迷宮内で戦ったり、時には色々な悪知恵に協力したりしてストーリーが進んでいきます。

さて、ここまでの軽い紹介と公式サイト様に掲載されているPVで気になる人が増えたのではないでしょうか?
2021年9月現在Amazon Prime Videoにて配信中ですので気になった方は是非見てみてください。

と…大事な記載を忘れるところでした。
迷宮ブラックカンパニーの原作は「月刊コミックガーデン」にて連載しています。
作者は、安村洋平(やすむらようへい)先生です。
調べたところ漫画は2021年9月現在7巻まで刊行しているので、コチラもどうぞよろしくお願いします!

【まとめ】

今回久しぶりにアニメ紹介を書いてみましたが、気づきました。
私アニメ紹介するのどちゃくそ下手ですね。ネタバレしないように気を付けて書いていると本当に概要をそったことしか書けないので、正直アニメ公式サイトのストーリー出だしを簡単に説明してくれる概要欄のほうが綺麗で簡潔に分かりやすいと思います。
しかし、まあここはあくまで私が読み返した時用の日記なので、これでいいかと思っています。
私の記事なんて読まなくとも、タイトルとキービジュアルに映っているキャラクターが気になるから見る人が多々いると思いますし…
どんな形であれ、好きなアニメが広まればいいと思って書いているので、これからも書いていこうと思います。

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